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宿泊業界関係者にとっては泣きそうな1月が終わりました。

きびしかった。。。

とてもとても、きびしかった。。。

昨年以上に厳しい月となりました。セールプロモーションを色々と仕掛けたりして、稼働率は昨対+5%で着地しました。しかし、売上ベースでは昨対-5%。

反省点は、欧米系のゲストの取り込みができなかったところでしょうか。昨年3割程度であった東アジアのゲスト比率が6割を超えてました。逆に言うと、欧米系ゲストの宿泊がそれだけ激減したということです。次回へのアクションプラン・改善点は明確なので次に活かしたいと思います。

そして、2月。

巷では「春節」によるインバウンド需要がフィーチャーされてます。京都もいま街では中国語が飛び交ってます。しかし、ぼく的にはこれからオーストラリアからのゲストが盛り上がる時期になるのが楽しみです。

この時期、オージーたちは長野県などにスノーボードなどのウインタースポーツを楽しむために日本にやってきます。

「えっ!長野県にオーストラリア人が来ても、京都観光にはあんまり関係ないんじゃないの?」と思うでしょう。

いやいや、彼らの行動範囲はわれわれのイメージよりもかなり広いのです。なぜなら彼らには「JAPAN RAIL PASS」がありますから。

JAPAN RAIL PASSとは!?

JAPAN RAIL PASSとはJRグループ6社が共同して提供するパスで、日本中を鉄道でくまなく旅行して回るのにもっとも経済的なきっぷです。

東海道・山陽・九州新幹線の「のぞみ」号・「みずほ」号が利用できないなどの制限がありますが、外国人旅行者が日本観光するならマストとも言えるパスなのです。(JAPAN RAIL PASSの公式サイトはこちら

どれぐらい経済的かと言いますと、たとえば一番安い「普通車・7日間利用」のチケット料金が29,110円です。これで全国周り放題。

うちにくるゲストで多いパターンは「東京〜京都〜広島〜東京」なんてルートです。試しにこのルートで比較しましょう。

通常料金であれば、

東京→京都:13,600円(こだま 普通車指定席) 
京都→広島:11,090円(同上) 
広島→東京:18,560円(同上)

で合計43,250円。

しかし、JRパスを使うと14,140円もお得なのです。

我々にはあまり馴染みのないこのJRパス。しかし、かなりの割合で外国人旅行者は利用しているのです。

外国人観光客の導線を考えるときには”JAPAN RAIL PASS”の存在は外せない

ホステルを開業した当初、われわれの目は「関空」に向いていました。当然ですよね。もっとも近い国際空港ですし自分たちが海外に出るときにも利用する空港ですから。

しかし、チェックイン時に記入してもらうカードの「前泊地」をみるとかなりの割合で「東京」なのです。

そして、これも彼らの視点で考えれば当然のことでした。

世界的に見れば「関空」はマイナーです。彼らの自国から日本へのルートは、ほとんどがメジャーな「羽田」「成田」でしょう。料金・本数・ルートの選択肢が違います。そして、彼らには「JAPAN RAIL PASS」がある。遠い自国から日本にくる彼らにとっては東京〜京都間の3時間弱なんてなんの問題もありません。

そして、京都に着いてからの導線も基本的にJRベースです。嵐山、伏見稲荷大社etc…彼らは、JRで行くことができるルートは多少遠回りでもJRで行きます。(市バスの1日に乗車券もよく使われますが)

関空から来られるゲストは、アジアから、しかも週末の最終便で来るパターンが多い。すると、京都に到着するのが深夜0時前後。レイトチェックインのオファーが増えます。そこばかりに目を奪われていると、オペレーションが崩れていってしまうんですよね。施設・スタッフ側の負担が大きくなってしまいます。

インバウンドの入口は「羽田・成田」。そして彼らはJRで動き回る。京都へは電車でやってくる。そう考えるだけでも出店エリアやマーケティング、オペレーションが変わってくるのではないでしょうか。

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